竹中工務店におけるDXへの取組み~AIの適用と今後の戦略~
概要
概要
竹中工務店 執行役員 デジタル室長の松尾 享 氏は、400年以上の歴史を持つ同社が、建設業界における人手不足や技術者の高齢化、資材・労務費の高騰、プロジェクトの複雑化といった課題に対応するため、DXを軸とした変革を進めていることを紹介しました。また、建設業に求められる生産性向上はデジタル技術の導入だけでは実現できず、データ連携やAIを活用し、建設プロセス全体を抜本的に再構築することが重要であると説明しました。その中核となるのが、AWS上に構築された建設デジタルプラットフォームです。設計から施工、維持管理までプロジェクトライフサイクル全体のデータを統合・活用する基盤として整備されており、FPTとの協業により、過去の施工実績やBIMモデル、AIを組み合わせた建設業向けPLMの実現を推進しています。これにより、計画立案や積算、施工管理、意思決定の高度化を図るとともに、将来的にはフィジカル空間とデジタル空間を融合したデジタルツイン環境の実現を目指しています。
AI活用については、全社的なAIの活用推進とガバナンスの確立、人とAIの協働を基本方針としています。AIは人に代わるものではなく、人による価値創出を支援する存在であり、よりスマートな建物の実現、業務効率化、そして建設・都市空間における新たなビジネス機会の創出につながるとしています。
*本登壇資料をご希望の方は営業までご連絡ください。
主なポイント
人手不足時代を見据えた建設業の変革
竹中工務店は、人手不足やコストの上昇、労働時間の短縮といった課題に対応するため、建設プロセスの標準化を推進し、生産性の向上に取り組んでいます。
データドリブンな建設プラットフォームの構築
竹中工務店は、AWSを基盤とした建設デジタルプラットフォームを構築し、プロジェクトデータやBIMモデル、過去の施工実績などを統合・活用することで、計画立案から施工までのプロセスの高度化と最適化を推進しています。
FPTと共創するデジタルツインの実現
竹中工務店はFPTと協業し、建設業向けPLMとデジタルツイン環境を構築。AIと物理空間データを連携し、高度な意思決定とプロジェクト最適化を推進しています。
人を中心としたエンタープライズAI戦略
竹中工務店は、AIの全社的な活用を促進するため、AIの活用推進とガバナンスの強化、人とAIの協働を推進しています。AIエージェントや自動化技術を活用し、業務全体における価値創出のさらなる高度化を目指しています。
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